うつ病というと精神的で重病と考えがちですが、適切な対応をすれば治るものです。
人は誰でもゆううつな気持ちになることがありますが、それは当たり前のことと言うことができます。
でもそれを強く感じたり長引くような場合はうつ病という可能性が高くなります。
無気力、いらつき、食欲低下、不眠、体の不調などで仕事や家事などの社会生活を営みにくくなったらお医者さんに相談することです。
生活習慣の改善、心理面の改善、薬の服用で対応することになります。
まず生活面では休息するということを大事にします。
夜ぐっすり眠れるように昼間は我慢し、身体を動かすのです。
飲酒やカフェインの摂取も控え気味にします。
心理面では嫌な気持ちになる仕事のことは考えない、気分が悪くなる苦手な人を思い出さないなどを続けることになります。
これまでの出来事へのこだわりや恨み辛み、あるいは自負心も長引かせることになるので、なるべく気分を楽にして、ありのままの自分でいるように心がけることも大切です。
薬物療法も効果があるので、お医者さんの指導によって服用するといいでしょう。
このようにして治った事例はたくさんあるので、悲観しないことです。